本校 国際交流の歩み

 平成4年に国際科が開設されて以降、アメリカ姉妹校との相互訪問による国際交流が始まった。平成5年度には54名の生徒がホームステイを含む語学研修を実施した。平成12年度にはオーストラリア姉妹校との相互訪問が、翌平成13年度には中国姉妹校との相互訪問が始まり、アメリカ英語、オーストラリア英語、中国語を学ぶバランスのとれた語学研修を意欲的に行っている。
 上記に加え、柏市の姉妹都市であるアメリカ合衆国トーランス市からの青少年派遣団や中国河北省承徳市青少年使節団等の受入等も行っている。


本校でのアメリカ姉妹校歓迎式典
 

アメリカ姉妹校の紹介


 アメリカ合衆国カリフォルニア州トーランス市にある「ノース・ハイ」が正式名称。日本から多くの企業がトーランス市をベースにして商業活動を行っているため、在籍する生徒には日系人、日本人も多い。トーランス市はロサンゼルス国際空港にも近く、安全な町でもある。本校に在籍する2名の外国語講師(英語)はトーランス市出身者に限られ、柏市との関係も強い。本校の国際教養クラスに在籍する生徒は全員2年次に8日間のホームステイを含む語学研修に参加することになっている。ノース・ハイのホームページは、http://www.northhighschool.org/
 

オーストラリア姉妹校の紹介

 

 
 オーストラリア連邦西オーストラリア州パース市にある「シェントン・カレッジ」が正式名称。カレッジと呼ばれているが、日本の中学校と高校にあたる生徒が集まる5年制の学校である。高級住宅地にあるため、近年は高収入の家庭出身の生徒が入学してくる、入学するのが難しい学校である。パース市は穏やかな気候のためか、最近は住宅ラッシュで人気も再沸騰している。近くに白い砂浜がどこまでも続く青い海のビーチがいくつもあるのも魅力の一つ。本校の生徒は隔年で相互訪問するホームステイを含む語学研修を行っている。シェント・カレッジのホームページは、http://www.shenton.wa.edu.au/
 

中国姉妹校の紹介

凱旋門を模した図書館とPCセンター

 中華人民共和国河北省承徳市にある「中国河北承徳第一中学」が正式名称。中学と呼ばれているが、日本の高校にあたる3年制の全寮制の学校である。地域の重点校になり、北京大学や清華大学といった中国でトップレベルの大学に入学生を何人も輩出する進学校である。広大な敷地に3000人以上の生徒を有するマンモス校でもある。朝7時から夜22時まで熱心に勉強するエリート集団、中国の頭脳を育てている学校である。本校の生徒は隔年で相互訪問する語学研修を行っている。中国河北承徳第一中学のホームページは以下の通りである。http://www.cdyz.he.cn/index.aspx

 承徳市は、町の中央に大きな河が流れ、商業都市と、日本の軽井沢のような避暑地の顔を併せ持った美しい町である。近くには万里の長城がある金山嶺や避暑山荘、外八廟といった世界遺産があるので、訪問の際には本校生徒は必ずそれらを訪れている。