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2020/01/12

理数科1年生 日本製鉄見学

Tweet ThisSend to Facebook | by SSH担当3
 令和元年11月13日(水)、授業「探究KISARAZU-Ⅰ」の一環として、理数科の1年生34名が日本製鉄株式会社を訪問しました。製鉄の基礎的な説明は化学の教科書にも書かれていますが、実際のものづくりを行う現場では、どのような工夫・努力がなされているのかを学ぶ機会となりました。
 バスに乗って日本製鉄に到着後、会社の紹介DVDを視聴してから、まず向かったのは君津製鉄所の第4高炉です。学校からも見ることのできる高炉ですが、近くまで来るとあらためてその大きさを実感することができました。そして熱延工場の入り口に到着すると、中から聞こえる轟音に生徒達の緊張も高まっていきます。見学コースを歩きながら、赤熱した鉄の温度に驚く一方で、工程が自動化されているために製造現場はほとんど無人であることなどを発見しました。
 見学の後半では、富津市にある技術開発本部を訪問しました。「引っ張り試験」と呼ばれる実験を見せていただき、不純物として炭素を含む鉄の強度は、製品化されている鉄とどのような違いがあるのかを学びました。また、展示コーナーでは実験をしたり実物に触れたりしながら、製品化のための工夫や環境への配慮について伺いました。特に印象的だったのは、「再資源化率99%を達成していても、全体が6000万トンだと、1%は60万トン。現在は埋め立てるしかない状況なので、更なる努力が必要」というお話です。
 帰りのバスの中では、広報センター長の小倉さんから、今後の高校生活に向けたメッセージもいただきました。生徒達の中から、この日の経験をもとに、ものづくりの世界で活躍する人材が登場することを期待したいと思います。

<生徒の感想>
・鉄の制作には多大な人力や技術が使われていることがよくわかった。日本の製鉄技術が世界で認められる理由がよくわかった。
・鉄ができあがるまでの過程ではたくさんの水や資源が使われていて、日本製鉄ではそれらを「一度使ったら、捨てる」ことをしないで何回も再利用して、地球の資源に負荷のかかりにくい方法をとっていることがわかりました。
・今回の見学は働いている人々の努力をたくさん感じることもできて、大人になったときに自分はどのような形で社会に貢献しようかという問いに対して、大きなヒントになったと思う。
  

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