11月16日(土)、かずさDNA研究所開所25周年記念行事「研究所の一日公開」がかずさDNA研究所で実施されました。その行事の一つである「高校生による研究発表」に長生高等学校、市原八幡高等学校とともに本校のマレーシア海外研修に参加した2名の生徒が参加し、発表しました。
SSH4年目の本校は、指定以来毎年マレーシア海外研修を実施し、熱帯雨林の調査をマレーシアプトラ大学の学生とともに実施しています。今年度は土壌の吸水性、吸着性、緩衝能について、日本の土壌を調べ、同じ実験をマレーシアでも行って、その結果を比較し、マレーシアと日本の土壌の違いについて考察しました。この研究発表会では「マレーシアと日本の土壌の比較」というテーマでその結果をポスター発表しました。研究はまだまだ途中の段階で、研究所の研究者の方々や地域の皆さんを前に発表するのは大変緊張しましたが、たくさんのアドバイスをいただき、大変参考になりました。特に、世界でも注目されている研究者の方々が真剣に聞いてくださり、その質問に答えたことは大きな自信になりました。
参加生徒の感想:
「海外で行ってきた実験をポスターにまとめ、たくさんの人の前で発表するというのは素晴らしい経験だったと思います。発表をして、多くの方々から意見をいただいて、それについて自分たちで考えていくのもまた一歩成長できるチャンスだと思いました。」(1年 普通科)
「たくさんの方々の前で発表するのは緊張しましたが、研究員の方や多くの先生方に貴重なアドバイスをいただきました。また、研究所の企画でDNAの模型を作ったり、実験器具を触ったりできて楽しかったです。とても有意義な時間を過ごすことができました。」(1年 普通科)