7月27日(土)から29日(月)に佐賀大学において開催された第43回全国高等学校総合文化祭自然科学部門の地学部門において、地学部の浦松彩乃さんが奨励賞を受賞しました。研究テーマは「水蒸気でなくても雲はできるのか~エタノール、アセトン等による雲の生成条件~」です。地学部門で研究発表をした全国39校のうち、第4位にあたる賞を受賞することができました。浦松さんは1年次より簡易真空槽に生じる結露の原因を熱心に研究し、それをさらに発展させて今回の受賞に至りました。途中、先が見えずに行き詰まることもありましたが、地道に研究を続けた結果が今回の受賞につながりました。本校地学部として、昨年の信州総合文化祭での同部門最優秀賞に続く、2年連続の快挙となりました。
(感想) 今回、総文祭に参加したことで、初めて聞く人にもわかるように発表することの大切さが身に染みてわかりました。また、実験の組み立て方やデータ処理の方法、考察の仕方の重要性にも気付かされました。あきらめないで研究を続けたことが、今回の受賞につながったと思います。先生方には、研究についての意見をたくさんいただき、感謝いたします。