木更津SEAコラボ「金属資源の世界」
新型コロナウイルスの収束が見通せない中、令和3年9月10日(金)放課後に木更津SEAコラボ「金属資源の世界」をオンラインで実施しました。この講座は、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)との連携で実施しているもので、3回目となる今年は生徒19名が参加し、「金属の安定供給に向けて日本がどのような努力をしているか」について、JOGMECの目次氏と天藤氏からお話を伺いました。身近なものに様々な金属が使われていることや、その金属が海外の国でどのように採掘され輸入されているか、生徒にもわかりやすく説明をしてくださいました。特に本校の卒業生である天藤氏は、自らの生い立ちも交えて大学での野外実習やJOGMECでの実際の調査の様子などを語ってくださり、やりたいことを仕事として選択し活き活きと活躍しているその姿に生徒たちも刺激を受けたようです。講話の後の質疑応答もとても活発で、次々にパソコンの前に座って興味を持ったことについて聞いていました。オンラインで開催した講座でしたが、生徒たちは事前に送っていただいた鉱石サンプルを手に取って、金属資源開発の現場の雰囲気を十分に感じることができたようです。
(生徒の感想)
・資源探査など鉱石をたくさんの方法、場所で採掘するけれど、掘った岩石の金属を含んでいない部分は全てゴミになってしまい、取れる部分は0.1%にも満たないと知り、とても大変で貴重なのだと思いました。(1年女子)
・金属資源のことだけでなく、実際に働く社会人の方の話を聞いて、卒業後の進路について具体的なイメージを浮かべることができた。(1年男子)
・リモートという形になってしまったが、関係者の方々が、私たちが講座を受けやすいように取り組んでくださってありがたかった。(1年男子)