令和3年7月31日、地学部3年の笹子陽音さん、梅津光咲さんは、和歌山県で行われた全国総合文化祭自然科学部門で千葉県代表として研究発表をしました。研究タイトルは「ダイヤモンドダストの発生と過冷却雲の生成時間」で、地学部門での口頭発表を行いました。他県からは全国入賞を果たしているような実力校が参加している中、本校の生徒も堂々と研究成果を発表し、質疑応答にもしっかり答えていました。
生徒は理数科の授業と部活動で行ってきた100回以上の実験結果をもとに考察して、ダイヤモンドダストの実験での再現方法を追求してきました。当日の発表のために、勉強の合間を縫って研究し、直前まで宿泊施設や会場で、密を避けて発表練習して臨み、当日の発表がが最も良いものとなりました。
全国総合文化祭では巡検で、ベニクラゲ再生生物学体験研究所で研修を行い、若返り・再生能力を持つベニクラゲを観察し、見聞を深めていました。コロナ禍であるため、生徒同士の交流はあまりできませんでしたが、全国レベルの大会に参加して、現地で立派に発表できたことは生徒の自信になったと思います。この経験を活かして、受験生としてもより一層の飛躍を遂げてくれると期待しています。
