日誌


2022/12/02

走れ附中生

| by 愛媛大学教育学部附属中学校
マラソンの息が過ぎたる冬の幹  岸原清行

   厳しい寒さの中、耳まで真っ赤にして、白い息を苦しそうに吐きながら、力を振り絞るように足を前に出す。
 黄金色に色付いた銀杏の木の中を、生徒たちは走り抜けていきます。
   附属中学校の冬と言えば、持久走大会です。
   これを待っていたかというように、ここ数日気温も下がり、一気に冬めいてきました。

   生徒にとってはつらく苦しい行事の一つかもしれません。でも、附属中学校が伝統的に大切にしてきた行事です。

   しんどいことから逃げないたくましさ、成長のためのチャレンジと前向きに捉える思考力、一人だと大変なこともみんなとだったら取り組める団結力…
   全力で取り組んだ者だけが得られる力や学びを手にしてほしいと思います。

   今朝も、朝の自主練習に多くの生徒が参加し、一生懸命走っていました。タイムや距離といった結果だけでなく、自分なりの目標を立て、それに向けて努力する姿が見られました。




 また、今週末は松山市駅伝競走大会も行われます。これまで必死に練習してきた駅伝部が、力を発揮してくれることを願って、みんなで応援したいと思います。

 がんばれ、附中生!!


09:49