習志野市立習志野高等学校     
~雑草の如く逞しく~
~習志野の王冠たれ~
 

日誌

校長先生の日記
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2021/04/07

第65回習志野市立習志野高等学校入学式 校長式辞

| by t06
令和3年度 第65回習志野市立習志野高等学校入学式

校長式辞

新緑が輝きを増し、すがすがしい春の風が、吹き抜けていく今日の佳き日に、習志野市長 宮本泰介様、習志野市教育委員会 学校教育部長 遠藤良宣様をお迎えし、保護者の皆様とともに、令和3年度習志野市立習志野高等学校入学式を挙行できますことは、誠にめでたく、喜びに堪えません。ただ今、入学を許可いたしました320名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

令和2年度、みなさんは中学3年生という多感な時を、新型コロナウイルス感染症と向き合い、臨時休業や、学校行事、部活動の中止や制限された活動の経験を強いられ、不安な1年間を過ごしたことでしょう。社会全体も大変困難な状況に直面し、みなさんも社会の一員として、1年間を乗り越え、本校を目指し、勉強に励み、入学選抜を突破し、今日を迎えることができました。残念ながら、入学選抜に選ばれなかった人たちもいます。このことを踏まえ、改めて、「自分は習高へ進むんだ」と決意したときの気持ちを忘れないでほしいと思います。高校は義務教育ではありません。自ら鍛え、卒業まで頑張り通す覚悟が是非とも必要です。三年後には、全員で大いなる満足とともに卒業式を迎えましょう。

習志野高校は、昭和32年に県下2番目の市立高校として、次代を担う有為な人材の育成という大事業の名のもとに、習志野市民の期待を背に創立されました。旧津田沼小学校の仮校舎から円形校舎の津田沼の地を経て、昭和50年に、この地に移転し現在に至っています。これまで、習志野市民の期待に応え、生徒と教職員の弛まぬ努力によって、文武両道の名門校として、その名を全国に轟かすまでになりました。そして本校の特色を標榜する「習志野の王冠たれ」「雑草の如く逞しく」という思いが、生徒や市民のみなさんに語り継がれ、今日の伝統と伝説が築かれました。伝統とは、守るものではなく、挑戦して築き上げるものです。新入生のみなさんも、高い理想と目標のもとに、自分を鍛えて、人生を突き進み、習志野高校の歴史に新たな1ページを刻んでください。その過程では、厳しい試練が待ち受けているかもしれませんが、ひたむきに取り組むことで、必ず大きな成果が得られると信じてください。これからの高校生活の中で学業や部活動を通して、多くの苦労があると思いますが、逆境の中を生き延びる「雑草の如く逞しく」生きていく強さを持った人に成長してくれることを期待します。私たち教師は君たちを精一杯サポートしていきます。

さて、高校生活のスタートにあたり、65期生となるみなさんに、心にとめてほしいことが二つあります。一つ目は、「大いに学んでほしい」ということです。生涯にわたって様々なことを学び、進むべき方向を見定めていくことは、これからの時代を生きる、みなさんにとって欠かすことのできない資質です。高校時代を通じ、ぜひ、多くを学び、自分の世界を広げ、見識を高めていってください。そしてそのために、学び方を身に付け、学んだことを生かす力を身に付けてください。二つ目は、「多くの人と出会い、豊かな関係を結んでほしい」ということです。学校では、多くの人とともに、いろいろなことに取り組み、各自が責任を分担していきます。まさに社会の縮図です。「人の気持ちに寄り添うことのできる優しさ」「人と人とをつないで、物事を進めていく面白さ」これらを、この習高生活の様々な体験をとおして感じ、自分のものにしてください。

みなさんは、一人一人が唯一無二のかけがえのない存在です。その一人一人が320通りのかけがえのない習高生活をとおして学びを深め、自己を築き、自らが生涯にわたって生きていく上での「志」をはぐくんでほしいと願います。今はまだ、困難な中での高校生活のスタートですが、厳しい冬もやがては春になるように、いつか必ず平常に戻ります。それまで、こんな時にこそ、学べることも、きっとあると信じて、毎日を大切に過ごしてください。

保護者のみなさま、お子様のご入学、誠におめでとうございます。本日より大切なお子様をお預かりし、学校としてできる限りの教育を行い、お子様の健全なる成長を支援してまいる所存です。入学に当たり、学校として保護者のみなさまにお願いが二つございます。一つは、お子様が「高校生として必要かつ望ましい習慣」を身につけるよう、ご家庭でのご指導をお願いします。高校生年代は、経験も判断力もまだ未熟です。また、高校生を取り巻く環境は決して安心できるものではありません。そういう状況で、良き習慣を身につけさせるには、ご家庭でのご指導が是非とも必要です。もう一つは、本校の教育方針をご理解頂き、学校との連携をお願いいたします。ご家庭と学校が車の両輪となり、お子様の成長を支援していきたいと考えております。何卒、よろしくお願い申し上げます。

結びに、本日入学した65期生のみなさんが、これから実り多き高校生活を送り、豊に逞しく成長していくことを心より祈念し、式辞といたします。

令和3年4月7日

習志野市立習志野高等学校
校 長  岩 波  永

19:32
2021/04/06

第1学期 始業式 式辞

| by t06
令和3年度 第1学期 始業式 式辞

令和3年4月6日(火)

みなさん、おはようございます。校長の岩波です。短い春休みも終わり、今日から新年度がスタートします。今年も、感染症防止対策として、放送で行います。

先ほど、教頭先生から紹介がありましたが、新たに今年15名の先生方を習志野高校に迎えました。そのかわりに、年度末の人事異動で14名の先生方が習高を卒業しました。本来ならば、離退任式の場で、お一人お一人から、みなさんに向けてのメッセージを頂きたいところでしたが、新型コロナウイルス感染症の感染状況が、未だ予断の許さない状況の中、3学年全員を一同に体育館に集めて行うことできません。授業や部活動でお世話になった先生方に直接お別れを伝えられないことは、さみしいですが、受け入れてほしいと思います。この世の中は、広そうでいて、そうでもありません。またどこかで会えるチャンスは必ずあると思います。そんな時、気軽に声を掛け合えるような人間関係。すばらしいと思います。

さて、昨年度は、ほとんどの部活動で大会やコンクール等が中止となり、日常においても制限された活動を余儀なくされた、辛く厳しい1年だったと思います。そんな中、1月の春高バレー、3月のソフトボール、柔道、体操の全国選抜大会は開催されました。制限はあるものの、まずは大会が開催されほっとしました。ただ、練習も満足にできない状況で大会に臨まなくてはならなかったみなさんには、心残りはきっとあるはずでしょう。私が会場に足を運び、唯一応援できたのは、ソフトボールの選抜大会でした。その時、私が感じたことを少し話をさせてください。私は、初戦とその後勝ち進んだ準決勝、決勝に応援にいきました。初戦は10対0のコールド勝ち。選手のみなさんは、そう思っていないとは思いますが、安心したゲーム運びだと私は感じました。その後、2回戦も7対0のコールド勝ち。3回戦、準々決勝ともに3対0。相手にも得点するチャンスは、あったと思いますが、ここまで1点も許さずに勝ち上がりました。正直、「なかなかやるな!」そう思いました。準決勝も数少ないチャンスをものにし、1対0の勝利。見ていて、相手の方がチャンスがあったかもしれないと感じました。そして決勝戦。結果は0対4で惜しくも準優勝。しかし、すばらしい結果だったと思います。準決勝、決勝を応援して思ったのは、両チームとも、投手がすばらしい。攻撃も守備もすきがない。強いと感じました。そういう相手に対して、ソフトボール部の選手のみなさんは、臆することなく、立ち向かっていました。そして、一つ一つ大事に丁寧にプレーしているのを感じました。それが、準決勝まで1点も取られずに勝ち上がった結果だと思います。私はまさに「雑草のごとく逞しく」を体現した結果だと思いました。狭さや暑さにも負けずに花を咲かせ、種を残そうと苦しみに耐えて、必死になって生きている雑草の逞しい姿。日々の地道な努力が生む小さな成果が、さらなる努力と成果を呼びよせ、いつの間にか、信じられないような高みまで運んでくれるものだと感じました。勉強も部活動も同じだと思います。これからも、いろいろな制限が続くでしょう。その中で、地に足をつけ、日々の地道な努力を怠らずに、今何ができるのか?何をしなければならないか?を常に考えて、自分の目標に向かって努力を続けてください。この1年、いろいろな場面でみなさんが輝く瞬間を数多く見たいです。

最後に、この後HRで、スマホ等を使用してみなさんと学校を繋ぐ「クラスルーム」について担任の先生から話があると思います。昨年度末から実際に運用しているのでみなさんも理解しているとは思いますが、学校と家庭がオンラインで繋がるツールは不可欠です。毎日の健康観察や、欠席、遅刻の連絡、緊急内容の連絡手段等、重要なツールです。今後の感染状況によっては、再度の臨時休校、学年閉鎖等も考えられます。そのためにも、しっかりと今から活用できるように準備してください。

さあ、みなさん、新年度もスタートです。出遅れることなく、つまずくことなく、しっかりとスタートを切りましょう。

19:36
2021/03/24

第3学期 終業式 式辞

| by t06
令和2年度 第3学期 終業式 式辞

令和3年3月24日(水)

みなさん、おはようございます。校長の岩波です。3学期終業式も、感染症防止対策として、放送で行います。1年間で始業式・終業式はあわせて6回ありますが、今年はすべて放送ということで、3学年がそろってという機会はありませんでした。個人的な感想を言わせてもらえば、少し残念な気がします。しかし、これがこれからの「ウイズ・コロナ」と考えたとき、ベストな選択なのかと思います。

さて、今年1年、みなさんの前で話をするとき、何かを伝えたい、そしてそこから何かを考えてもらいたい、感じてもらいたいと思って、話す内容を考えてきました。そう思っていると、新聞の読み方が変わってきたことに感じました。不思議なものです。みなさんに「この言葉を伝えたい」、「これを伝えたらどう感じてくれるだろう」そんな思いに、いつの間にか、目にとまるものや気になる内容が増えてきました。自分の勉強も含め、気がついたら、新聞のスクラップが3冊になっていました。どうも忘れっぽい自分は、こうしていかないと大事なことを忘れてしまう。たまに読み返すとその時感じたことを思い出すことができます。余談ですが、本を読んでも一緒です。すぐにマーカーしてしまう。自分が読んだ本はマーカーだらけです。

そろそろ本題に入ります。3月に入ってから読んだ新聞の記事から。私は昭和41年生まれ、「平成」「令和」という時代を生きています。みなさんは出席できずに、3年生を送ることができなかった「卒業式」3月10日。ここ数年は、曜日の関係などで、10日に卒業式を行うことができなかった年もありますが、以前は習校の卒業式は3月10日と決まっていました。今から76年前、昭和20年3月10日は、太平洋戦争の末期、死者が10万人以上と言われている「東京大空襲」の日です。昭和生まれの私でも知らない時代。高校生のみなさんにとっては、とうの昔の話だと感じるでしょう。二度と起きてはならない過ちだったと思います。「平和の大切さを忘れない」という思いで卒業式を行っていたと聞いています。時代は、昭和から平成へ移り、平成7年1月17日の早朝、震度7を記録した「阪神・淡路大震災」。教員になって7年目の時でした。朝のテレビで、神戸の町で住宅やビル、高速道路が倒壊した映像に「何が起きたのか」言葉を失いました。時が経ち、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」今年で10年が経ちました。千葉県にも甚大な被害をもたらしました。みなさんも記憶に残っていると思います。私はその時、仕事で北海道、札幌にいて千葉に帰ってくる予定になっていました。結局飛行機は飛ばず、なんとか次の日の飛行機のチケットが取れ、帰ってくることができました。札幌から成田に向かう飛行機は東北地方の沿岸の上空をフライトします。飛行機の窓から見えた、どこが陸地なのかわからない景色に言葉を失いました。そして、令和となり、コロナと戦ったこの1年。感染力が強いとされる変異株の集団発生が伝えられるなど、未だ予断を許さない状況です。しかし歴史を見てみると、日本はどんな逆境でも、日本人のもつ「真面目さ」と「実直さ」で打ち勝ってきたきたことは実証されています。戦禍と災禍から復旧してきたこれまでの人たち、そして、今、疫禍に立ち向かっているみなさん一人一人。なんの違いもないと思います。10年後、20年後に語り継がれるような世代の一人になれるように頑張ってください。

フィギュアスケート男子の羽生選手が、東日本大震災から10年を経た被災地のみなさんに送ったメッセージの中にこんな一文がありました。「街の傷も、心の傷も、痛む傷もあると思います。まだ、頑張らなくちゃいけないこともあると思います。簡単に言えない言葉だとわかっています。言われなくても頑張らなきゃいけないこともわかっています。でも、やっぱり言わせてください。僕は、この言葉に一番支えられてきた人間だと思うので、その言葉が持つ 意味を、力を一番知っている人間だと思うので、言わせてください。頑張ってください」

4月を迎えれば、ひとつ学年があがります。新入生も入学してきます。今日よりは明日、明日よりは明後日と地道に進んで行く姿で後輩を導いていって欲しいと願います。新年度、みなさんの元気な顔が見られることを楽しみにしています。

19:24
2021/03/10

第62回習志野市立習志野高等学校卒業式

| by t06
令和2年度 第62回習志野市立習志野高等学校卒業式

校長式辞

本日、卒業される319名のみなさん、卒業おめでとうございます。本校の課程を無事終了し、未来に向かって新たな一歩を踏み出すみなさんを心から祝福したいと思います。保護者のみなさま、お子様のご卒業、心からお祝い申し上げます。本校教育に対する深いご理解と多大なるご支援、ご協力に感謝申し上げます。

本日、習志野市長 宮本泰介様、習志野市教育委員会学校教育課長 野村健一様をお迎えし、習志野市立習志野高等学校第62回卒業証書授与式を挙行できますことは、卒業生はもとより、私ども教職員にとりましても大きな喜びとするところです。今日の卒業式は、みなさんにとって、卒業という区切りであると同時に、別の意味も付け加わった卒業式となりました。言うまでもありませんが、新型コロナウイルス感染対策の一環として、規模を縮小し在校生も参列もないという形で行わざるを得ませんでした。みなさんの心中を察するに、無念に思っている人も多いと思いますが、私たちとしても苦しい判断でした。この卒様式が、みんさんの心に残る式になればと願っています。

さて、私はこの1年、事あるごとにみなさんへ習校精神である「雑草のごとく逞しく」という強い気持ちを持って生活して欲しいと伝えてきました。みなさんも慣れ親しんだフレーズ、これからの人生で、忘れることのない言葉だと思います。卒業生の私自身、今でも自分の心の糧となっています。担任の先生からの呼名に答える、堂々とした姿を見ると、三年間の習高生活をやり終えた達成感や充実感が伝わってきました。しかし、その過程は決して平坦な道のりではなかったと思います。これまで一つ一つ、目の前の問題に取り組み、一生懸命頑張ってきたのに、なかなか成果、結果がでなかった、という思いを抱いている人がいると思います。苦しいことや辛いことがあれば、その状況から脱出したい、と思うのが人間です。現実には逃げようと思っても逃げられないことのほうが多いはずです。そうした時、どう「雑草のごとく逞しく」生きていけばよいのでしょうか。道ばたに生えている雑草、名も知れない草でも、必死に生きています。そうした草は、アスファルトの割れ目であっても、日が強く差す夏の暑い日であっても、カンカン照りに煮えたぎるような中でも、狭さや暑さにも負けずに花を咲かせ、種を残そうと必死になって生きています。雑草一本でさえ、苦しみに耐えて、生きているわけです。この世の中にあるすべてのものが、生きていくために必死に努力をしているということです。それが我々が生きる自然界の姿であって、努力するというのは特別なことではありません。これ以上はやれないというくらい一生懸命努力したのであれば、あきらめることもできるでしょう。しかし、もしそれが中途半端に取り組んだ結果であれば、必ず「もっと頑張れば良かった」と後で悔やみことになると思います。そんな後悔だらけの人生ほど、つまらないものはありません。人生の道のりはエスカレーターのような便利な乗り物はありません。自分の足で歩き、自分の力で登っていくしかないのです。一歩一本の積み重ねが、実は魔法のような相乗効果を生んでいくのです。日々の地道な努力が生む小さな成果こそが、さらなる努力と成果を呼びよせ、いつの間にか、自分を信じられないような高みまで運んでくれるものと考えます。

「人間の能力は無限だ」と言われます。
何としてもやり遂げるという強烈な願望を持ち、努力を続けることで、最初は不可能だった思われることも、可能になるのです。三年間培った、「雑草のごとく逞しく」の精神で、これからの人生を着実に歩んでいかれることを強く願います。

さて、この春、みなさんと同じく卒業する高校生は全国で100万人と聞いています。勉強に部活、友情や恋愛でも思うにませなかった学年だったと思います。保護者の皆さまも、お子様のひたむきに努力する姿や、割れんばかりの笑顔を見れず、心残りの1年ではなかったかとご推察いたします。わたしたち教職員も、これほど我慢を強いられた学年はなかったと思います。卒業するみなさんには、本日、この卒業式を迎えられたのも、どんなにつらいときでも、深い愛情で包み、温かく見守り育んでくださったご家族のお力がなければ成し得なかったと、改めて思いを巡らして欲しいと思います。

今日、我が国を取り巻く環境は、「人生100年時代」や「Society5.0(ソサエティ5.0)」の到来など社会の激しい変革に中にいます。先を見通すことの難しい現代社会においては、意欲を持って、自ら学び、人に伝え、行動できる力が必要とされます。そうした社会の中で自分を見失わず、62期生の習高卒業生としての自負と誇りを胸に、健康に注意し、今日よりは明日、明日よりは明後日と、少しでも進歩するように心がけてください。そのような絶え間ない創意工夫が、みなさんのこれからの人生においてすばらしい成果をもたらすとこととなるでしょう。

これからのみなさんの人生に幸多かれと祈りつつ、式辞といたします。

令和3年3月10日

習志野市立習志野高等学校
校 長  岩 波  永

19:09
2020/12/03

[自粛]から[自律]へ

| by t06

                        令和2年12月4日
生徒の皆さんへ

                       校 長 岩波 永

                                    [自粛]から[自律]へ

 皆さんもすでにニュースなどで、千葉県内でもクラスターの発生が相次ぎ、11月28日には、新型コロナウイルスの1日当たりの新規感染者数が過去最大の113名になるなど、大幅に増加している状況は知っていることと思います。

 休校期間から学校が再開した中で皆さんは、コロナウイルス感染を防ぐための新しい生活様式に切り替える[自粛]行動をとることを実践してきました。この[自粛]は自分自身だけの問題ではありません。自分を守りつつ、周囲も守らなければなりません。厳しい状況になってきている今、皆さんには、[自粛]のステージを乗り越えて、自分自身でコントロールする[自律]のステージに立つことを願います。

・昼食時や飲食する場面において、向かい合わせになったり身体的距離を十分とらずに会話していないか。

・マスクの着用をせずに、近距離で会話していないか。

・意識して、「手洗い」「消毒」「換気」に努めているか。

・毎朝、検温して「健康観察アンケート」に回答しているか。

・発熱、風邪症状など体調不良時に無理して登校していないか。

・欠席、遅刻する場合、学校へ連絡を入れているか。


     自粛から自律へ.pdf   ← こちらからダウンロードできます。
13:15
2020/11/04

習志野高校の創設について

| by kyoto08


                         令和2年11月5日
習志野高校の創設について
                       校 長 岩 波 永

皆さん、今日11月5日は本校の創立記念日です。

 習志野高校は昭和31年に設立が許可され、昭和32年4月14日に第1回の入学式を行った。校舎の落成と開校は同年の11月5日だった。(現在11月5日が創立記念日となっている。)習志野が市になって未だ数年であったが、当時の白鳥義三郎市長の決断で、習志野高校が設立された。当時、市立高校の創設にあたって、白鳥義三郎氏は、「今、市では、2つの大きな仕事にとりかかっています。天然ガスの試掘と市立高校の設置であります。地下資源の開発は習志野市の経済的発展の大きな土台となるべき重要な仕事であり、高校の創立は、それこそ時代を背負う立派な人材を育て上げる大事な事業です。それぞれ1億円前後の巨費を要しますので、現在の習志野市としては、むしろ分にすぎた事業とも思いますが、明治維新後、越後長岡藩の米百俵の話もあり、是非これは完成いたしたいと存じます。」この強い思いがなければこの習志野高校の誕生はなかった。白鳥義三郎氏は、「習志野高校を習志野市のシンボルにしたい。」「習志野高校は習志野市の王冠である。」と常々言っていたという。秋日和の11月5日、校庭で行われた開校式での式辞で、「10年の計は木を植うるにあり、100年の計は人を育てるにあり。」と熱っぽく訴えたそうである。


 初代の校長は山口久太氏である。前千葉県教育委員。習志野高校は初代校長山口久太氏をおいて、語ることはできない。氏の強烈な個性と情熱が習志野高校のあゆみを決めたといえよう。習志野高校新聞創刊号で次のように語っている。「私の決意にこたえるごとくして習高創業という、正に理想的な、天与の職場が与えられた。私は感激している。私は本当に感激してやっている。私とともにある先生方も、この習高教育に、情熱を捧げ尽くしている。生徒諸君も新しい学園づくりに自覚を持ちつつある。私共師弟は、がっちりと腕を組んで、スタートを切ったわけである。そして習高教育の目指すゴール、平和な社会の建設に、寄与出来る人物になろうと努めている。私共は、この険しい道を励まし合って前進している。今日も習志野の花薫る丘々にうつぼつとして、雲波がわいている。教師諸君よ、生徒諸君よ、さあ前進だ。」


 こうして、文武両道を目指す習志野高校の特色を標傍する「習志野の王冠たれ」「雑草の如く遅しく」という思いが、今日に至るまで生徒や市民の皆さんに語り継がれ、今日の伝統と伝説が築かれていくこととなりました。


13:42
2020/10/07

令和2年度修学旅行中止について

| by t06
2学年の生徒の皆さんへ

令和2年度修学旅行中止について 

11月10日から13日の日程で、広島・京都・大阪方面への修学旅行を予定していましたが、全国的に新型コロナウイルス感染症の収束の兆しは見えず、今後も予断の許さない状況のなか、修学旅行実施の可否について、何度も協議を重ねた結果、宿泊行事実施は危険度が高く、皆さんの安全を第一に考え、中止という結論に至りました。学年の先生方は、皆さんの入学直後から修学旅行の準備に取りかかりました。学校から出て、非日常・脱日常の体験をクラス単位、班単位で団体行動することは極めて有意義なことで、皆さんにとって大きな財産となるであろう修学旅行の実施に向けてここまで準備してきました。今年度、様々な行事が中止となっている中、修学旅行を心待ちにしていた皆さんのことを思うと、辛いものがありますが、苦渋の決断をしました。しかし、修学旅行は中止となりましたが、学年の先生方から、今後、全国の感染状況を注視しながらになりますが、この学年での集団行事をどうしても実施したいという強い思いから、日帰りの学年行事の実施を検討しています。具体的に内容等が決定しましたら、皆さんにお伝えします。
09:16
2020/05/01

在校生の皆さんへ

| by kyoto08
臨時休校で自宅学習を頑張っている習高生の皆さんへ
校長先生からのビデオメッセージです。


17:53
2020/04/28

生徒の皆さんへ

| by t07

令和2年4月28日

 生徒の皆さんへ

 

習志野市立習志野高等学校

                     校 長  岩 波  永

 

 4月17日に、千葉県高等学校体育連盟が6月末までの主催事業(県高等学校総合体育大会など)の中止を決定しました。そして、昨日(4月26日)、全国高等学校体育連盟が本年8月に全国21府県で30競技が実施予定だった「令和2年度全国高等学校総合体育大会」の全競技及び総合開会式の中止を決定しました。

 この苦渋の決断に達するまで、多くの時間と議論が費やされたと聞いています。

最終的には、選手、補助生徒、大会役員など大会に関わる全ての人々の安全と安心を確保することが困難だと判断したからです。

  

 それぞれの部活が新人戦を終え、春に向けてスタートした直後、日本国内で新型コロナウイルス感染症が発症し、日々めまぐるしく変化していく中で、学校も臨時休業を余儀なくされ、春の選抜大会や、日々の練習、そして遠征・合宿などすべての活動が停止となっている中、今回の決定が下されるということになりました。

 

 特に3年生の皆さんにとって、どれだけ辛いものかは、想像するに耐えがたいものがあります。運動部活動に一生懸命に取り組み、「インターハイ」という高校生最大のスポーツの祭典の出場を目指して、言葉では表せない努力をしてきた皆さんの気持ちを思うと、正直言葉がありません。皆さんの夢を奪ってしまったこの感染症が憎いです。

 

 しかし、後ろばかり見ていては、先には進めません。思い出してみてください。仲間と協力し、ともに汗を流した1日1日を。それが皆さんにとってかけがえのない大きな財産となり、この習志野高校に脈々と受け継がれている「雑草の如く 逞しく」という習高精神が身についたはずです。

これで終わりではありません。次へのステップに進むスタートの時なのです。

 3年生のみなさん、前を向きましょう。そして新たな一歩を踏み出しましょう。

皆さんの可能性は無限にあります。輝く未来に向けて飛躍されることを心から願っています。

そして、1・2年生が、皆さんの思いを胸に戦ってくれるはずです。それが「習高」だと私は信じています。

 

 皆さんには、この思い、誇りを忘れずに、これから進むべき道を一歩ずつしっかりと歩んでいってほしいと願っています。


12:01
2020/04/07

第64回入学式 校長式辞

| by t06

令和2年度 第64回習志野市立習志野高等学校入学式

校長式辞


 陽光みなぎり、美しい桜の花が、さも新入生を祝福しているようなこの佳き日に、お忙しいなかにも関わらず、習志野市長 宮本泰介 様、習志野市教育委員会学校教育部長 天田 正弘 様をお迎えし、保護者の皆様とともに、令和2年度習志野市立習志野高等学校入学式を挙行できますことは、誠にめでたく、喜びに堪えません。

 ただ今、入学を許可いたしました320名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。

 令和2年がスタートして、まもなく日本国内で新型コロナウイルス感染症が発症し、日々状況がめまぐるしく変化していく中、自分の夢に向かい受験勉強に励み、入試の日を迎えたことでしょう。そして、学校が臨時休業となり、出口の見えない迷路にでも迷ったような不安を抱えながら中学校を卒業されたことと思います。
 本来ならば、全国に名をはせる本校の吹奏楽部の演奏で皆さんのご入学をお祝いするところでしたが、未だ迷走している状況であり、それがかなわないことが残念ですが、本日こうして皆さんを本校にお迎えすることできたことを教職員一同心から歓迎いたします。

 習志野高校は、昭和32年に県下2番目の市立高校として、次代を担う有為な人材の育成という大事業の名のもとに、習志野市民の期待を背に創立されました。旧津田沼小学校の仮校舎から円形校舎の津田沼の地を経て、昭和50年にこの地に移転し現在に至っています。
 その間、習志野市民の期待に応え、生徒と教職員の弛まぬ努力によって、文武両道の名門校として、その名を全国に轟かすまでになりました。私も、そうした先輩方の背中を見ながら、この習志野高校で高校生活の3年間を過ごしました。
 伝統とは、守るものではなく、挑戦して築き上げるものです。新入生の皆さんも、高い理想と目標のもとに、自分を鍛えて、人生を突き進み、習志野高校の新たな歴史を刻んでください。その過程では、厳しい試練が待ち受けているかもしれませんが、ひたむきに取り組むことで、必ず大きな成果が得られると信じてください。
 これからの高校生活の中で学業や部活動を通して、多くの苦労があると思いますが、そこから、逆境の中を生き延びる「雑草の如く逞しく」生きていく強さを持った人に成長してくれることを期待します。私たち教師は君たちを精一杯サポートしてゆきます。
 本来ならば、今日の入学式を終えて、明日から高校生活をスタートすべきところですが、千葉県内での新型コロナウイルスの感染者が新たに確認され、急速に感染が拡大していることから、5月6日まで臨時休業することとなりました。
 この不測の事態に対し、新入生の皆さんの心の中にもいろいろな思いがあると思いますが、夢と希望を忘れずに、学校が再開される日を迎えて欲しいと願います。

 終わりに、ご出席いただきました、保護者の皆様、本日より私どもがお子様の教育に携わることになりました。先ほども申し上げましたが、明日から高校生活がスタートできないことで保護者の皆様にも大きな不安を抱かせてしまうと思いますが、教職員一同、学校再開に向けて万全の体制を整える所存です。

 私は、子供たちには、高校生活の新しい出会いの中で、人との摩擦を恐れず、時にはぶつかり、時には励まし合い、共感したり、相手を思いやったりすることで、豊かな人間性を育むことを願っています。
 学校再開後、教職員一同、骨身を惜しまず、誠意をもって子供たちの教育に取り組む覚悟です。私どもを信頼していただき、本校の教育にご理解・ご協力をお願いしまして式辞といたします。

令和2年4月7日 


習志野市立習志野高等学校
校 長   岩 波  永


14:03
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