日誌


2023/06/09

総合的な学習の時間での学び

| by 愛媛大学教育学部附属中学校

 各学年の総合的な学習の時間をのぞいてみました。

 まず、1年生はよりよい人間関係づくりの基盤となるライフスキルを学んでいました。

 今日は、物事の捉え方の癖について考えてみるという内容でした。

 「道端で人とすれ違う時に、肩が当たった時、あなたはどのような感情になりますか?」という先生の問いかけに、生徒たちは真剣に考えていました。

 「わざとぶつかってきたと思うから、怒ってしまうと思う。」と言う生徒もいれば、「自分にも責任があるから、相手に申し訳ない気持ちになると思う。」と言う生徒もいました。いろいろな友達の意見を聞く中で、自分の物事の捉え方の特徴をつかんでいくことができました。









 

 次に、2年生は職場体験学習に向けての準備をしていました。

 体験を希望した職種ごとに分かれ、質問を考えたり、電話をかける練習をしたりしていました。

 質問を考えている生徒は、「質問を考えることを通して、改めて働くことについて見つめ直すことができ、職場体験学習に意欲的に取り組むことができます。」と話しました。また、電話をかける練習をしている生徒は、「マナー講座で学んだことを活かして、社会でも通用するような電話対応をしたいです。」とこれまでの学習をつなげようとしていました。








 

 そして、3年生は章光堂で学年授業をしていました。

 今日の講師は、新聞社の方と、今治で外国人へのコミュニケーション支援をしている市民グループ「HAKUNA MATATA」の方々でした。

 生徒たちは、平等な社会の実現に向けた取組について理解を深めるとともに、「取材される立場」「取材して記事を書く立場」「記事を読む立場」という三つの視点から新聞や報道を見つめ直すことができました。

 最後に代表の方から、「皆さん一人一人が、よりよい社会を実現するための目標に向かって、一歩踏み出すことが大切です。私たちは、その一歩をいつも応援しています。」というお言葉をいただきました。

 お話を伺ったのは三年生だけでしたが、附中生みんなに掛けていただき、背中を押してもらったようなありがたいお言葉でした。









19:03 | 今日の出来事