日誌


2024/04/08

待ちに待った新学期

| by 愛媛大学教育学部附属中学校

待ちに待った新学期がスタートしました。

 まずは、学級発表がありました。自分や友達の所属学級を確認して、盛り上がりました。仲の良い友達と一緒だった生徒もいれば、離れてしまった生徒もいましたが、「新たな環境で頑張ろう!」という意欲にあふれた附中生の姿が見られました。










 次に、新任式がありました。新たに13名の先生方をお迎えし、令和6年度がスタートします。教職員一同、力を合わせ、生徒たち一人一人が安心して学び、成長できる附属中学校にしていきたいと思います。



 

 続いて、始業式がありました。校長先生からの式辞では、「3人のレンガ職人」の話をしていただきました。

世界中を回っている旅人が、ある町を通りがかった時、3人のレンガ職人に出会ったそうです。旅人は、そのレンガ職人に「あなたは、なぜレンガを積んでいるのですか?」と質問しました。

1人目のレンガ職人は、「上司に命令されたからさ。」と答えたそうです。また、2人目のレンガ職人は、「この仕事をすれば、お金がもらえるからさ。」と答えたそうです。そして、3人目のレンガ職人は、「社会に役立つ建物を作るためさ。」と答えたそうです。

この話から、「目的の大切さ」を学ぶことができます。同じことをしていても、人にやらされているのか、見返りや報酬を求めてしているのか、さらには集団や社会に貢献するためにしているのかで、モチベーションは大きく変わります。

学校での学びも目的が大切です。先生や保護者にやらされる学びは、苦痛を伴うと思います。見返りを得るための学びでは、学びそのものの価値は味わえません。仲間や家族、さらには社会のために学ぶことができれば、学ぶ喜びを味わうとともに、学んだことを生かして人生を豊かにすることができると思います。

校長先生の式辞を生かして、生徒たちはたくさんのことを学ぶことができました。明日からの学びや生活に、どのように生かしていくかを楽しみにしています。






18:57 | 今日の出来事