日誌


2022/09/22

教育実習の集大成

| by 愛媛大学教育学部附属中学校

本日の5校時、教育実習の集大成となる授業実践「組研」がありました。「組研」とは、各教科の実習生全員で教材研究をし、指導案を練って、代表者1名が授業を行うというものです。
 この教育実習を通して、実習生の皆さんは、多くのことを学んできました。生徒理解や、生徒との温もりある人間関係が授業の基盤であること。「教師が教え込む」授業ではなく、「生徒が主体的に学ぶ」授業が求められていること。そのために、発問や板書、ワークシート、指導の手立てを工夫する必要があること。
 どの教科の授業実践も、これまでの4週間の学びを最大限発揮したものだったと思います。附属中の生徒が主体的に学んだり、学んだことを生かして活躍したりする素晴らしい授業実践を見ることができました。





 この4週間の実習生とのかかわりは、生徒たちにとっても大きな影響がありました。年齢が近く身近な大人である実習生が、大学で学んだ理論と実践を結び付けようと頑張る姿や、よりよい授業を目指す姿を見ることで、生徒たちは努力の尊さと学び続けることの意義を感じることができました。
 来週で教育実習は終わります。この出会いで学んだことを実習生の皆さんは大学で、生徒の皆さんはこれからの学校生活で生かし、それぞれの夢や目標に向けて歩んでほしいと思います。


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