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本日は、森佑一様に講演をしていただきました。テーマは、「ドキュメンタリー写真家がみたイスラエルとパレスチナ ~第三者の視点から見る共存への道~」。 森様は、2015年から2017年の2年間、青年海外協力隊として中東で活動したことをきっかけに、紛争地域の「リアル」を取材し、発信しているそうです。これまでにギリシャ、フィリピン、バングラデシュ、ヨルダン、ジブチ、イエメン、ウクライナ等、多くの地域を取材してこられました。
 講演では、イスラエルとパレスチナに焦点を絞り、森さんが実際に撮った写真を見せてもらいながら、紛争地の現状について話していただきました。最初は、活気ある街並みや生き生きとした人々の様子についての話でした。そして、徐々に対立や紛争の爪痕について取り上げていただきました。 森様は、イスラエルにもパレスチナにも足を運び、一人一人の生活を写真に収めながら、現地の方に寄り添った取材をされており、貴重な話を聞かせていただきました。森様の話を通して、私たちはメディアを通して見聞きする両国の関係とは違ったものが見えた気がします。両国に住む人々は、自分たちが置かれた状況の中で精一杯生きていました。そして、よりよい関係や生活を求めて、今自分たちにできることを懸命に行っていました。
          後半は、森様と生徒たちとで、トークセッションを行いました。生徒からの質問に答えていただく中で、森様のお人柄や思い、願いに触れることができました。
        今日の講演を通して「先入観にとらわれず、お互いのことを理解し合うために努力すること」「目の前にある問題に対して粘り強く解決の道を探ること」など、多くの学びを得ることができました。森様、本日は本校の生徒たちのために、貴重な学びの機会を与えていただき、ありがとうございました!
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