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3月12日(木)の5校時、第2学年を対象とした「ようこそ先輩!スペシャル」を開催しました。今回は、附属中の卒業生であり、2025年9月に落語界の最高位である「真打」に昇進された入船亭扇白(いりふねてい せんぱく)さんをお招きし、ご講演いただきました。 講演の前半では、隙間なくお客様が入るようにと太く書かれる「寄席文字」や、お客様との縁が切れないように縫い目のない辺を正面に向ける「座布団の作法」など、落語界ならではの文化を分かりやすく教えていただきました。また、扇子と手拭いだけを使って様々な情景を表現する実演に、生徒たちは興味津々でした。江戸時代の時間の数え方を学んだ後には、古典落語の「時そば」を披露していただき、プロの話芸に会場は大きな笑いに包まれました。 後半では、本校での中学生時代のエピソードを交えながら、将来に向けた貴重なメッセージをいただきました。当時は大変に感じた経験。繰り返しの課題に取り組んだことや、写生会で何度も粘り強くやり直しを重ねたことが、実は限界を超える体力や、後々の人生の豊かさに繋がっていると振り返られました。 さらに、師匠への弟子入り後にひたすら掃除を続ける中で周囲の状況を読む感度が磨かれたことや、80日間の過酷な中国横断の旅の経験から、「先の見えない状況や困難なことでも『面白がる』姿勢を持つこと」の大切さを熱く語りかけてくださいました。 質疑応答では、「ご自身にとって落語とは何ですか?」という生徒からの問いに対し、扇白さんは「人生そのものであり、時代とともに受け継がれていく大きな流れ・宇宙のようなものです。」と答えてくださいました。 最後に生徒代表から「一見、将来使うことのなさそうな勉強でも、人生を左右するかもしれないということに気付かされました」とお礼の言葉があり、全員での記念撮影をもって講演会は盛況のうちに幕を閉じました。 入船亭扇白さん、本日はお忙しい中、後輩たちのために素晴らしいご講演をありがとうございました。今後の益々のご活躍を、生徒・教職員一同お祈り申し上げます。
     
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