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附中ニュース


2026/01/16new

生徒と教師が共に創る「学校ウェルビーイング」

| by 愛媛大学教育学部附属中学校
 本校では、2025年度より3か年にわたる研究主題「学校ウェルビーイングを実現する教師と生徒の協働改革」をスタートさせました。

 その一環として、全校生徒による座談会「学校の幸せについて語ろう」を実施しました。生徒たちの「生の声」から見えてきた、本校の実態と未来への展望を簡単に紹介します。

『生徒が語る「幸せ」の瞬間』
 座談会を通じて、生徒たちが日常のどのような瞬間に充実感を得ているのかが見えてきました。
 全校生徒にとって最大の幸福要因は、「友達と会って他愛のない話で笑い合っている時」です。お弁当の時間や休み時間に、孤独を感じず「ここにいてもいい」と思える心理的安全性が、日々の生活を支える確固たる土台となっています。
 学習面では、単に知識を得るだけでなく、「分からなかった問題が解けた時のスッキリ感」や、部活動・行事で努力が結果に結びついた瞬間に強い達成感を感じています。
 附中祭や修学旅行などの行事において、集団で一つの目標に向かい、「全体の成長」を実感するプロセスに、学校ならではの深い充実感を見出しています。

『課題として見えてきたこと』
 一方で、充実感を損なわせる共通の課題も浮き彫りになりました。朝の登校のしんどさや睡眠不足、また試験や進路に対するプレッシャーが、心の余裕を奪う大きな要因となっています。
 「何のためにやっているか分からない」と感じる活動や、形式的で無駄が多いと感じる時間は、生徒の意欲と満足度を低下させることが指摘されました。

『自分たちの手で変える学校へ』
 「もっと幸せな学校にするために、何ができるか」という問いに対し、生徒たちからは「自分たちが主体となって動く」という強い意思が示されました。
 挨拶の活性化や他者を大切にした学習規律といった「当たり前」の質を自ら高めること、失敗を笑わず他人の意見を否定せずに聞くといった互いを尊重する文化の醸成、ICTを活用した効率化、そして先生と生徒が「同じ人間」として本音で語り合い、「楽しい授業とは何か」を共に創り上げていく関係性を築くことが提案されました。

おわりに
 本校が定義する学校ウェルビーイングとは、「教師と生徒の双方が幸せや生きがいを実感しながら、協働して学びの場を創っている状態」です。
 今回の座談会は、生徒たちが自分たちの生活を客観的に見つめ、より良い未来のために声を上げる貴重な機会となりました。

 研究の詳細な成果や具体的な取り組みについては、2026年2月7日(土)開催の授業研究会にて報告いたします。ぜひご参加ください。

愛媛大学教育学部附属中学校 研究部



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