4月9日、本校の章光堂にて令和8年度第80回愛媛大学教育学部附属中学校入学式が行われ、新たに128名の新入生を迎えました。新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます!
■ 校長先生の式辞
向校長先生からは、今年度創立80周年を迎える本校と、100年を超える歴史を持つ章光堂の歩みについてお話がありました。「責任ある自由」という伝統を胸に、自ら考え高める努力をしてほしいと語りかけられました。 また、桜の「ソメイヨシノ」がクローンであるという理科的な話題から、「観察の理論負荷性(持っている知識や理論によって見え方が異なること)」について触れ、本校で学問に触れながら感性を大いに磨いてほしいというメッセージが送られました。 さらに、本校が掲げる「ウェルビーイング」の精神について、「自分が立てた目標を実現していきながら、自分の良いところを認め、さらに他者の良いところも称えることができる集団を作ってほしい」と、お互いを高め合う集団づくりへの期待が語られました。
■ 愛媛大学教育学部長祝辞
愛媛大学教育学部長の日野先生からは、変化が激しく予測が難しい社会を生き抜くために大切にしてほしい「3つのこと」をお話しいただきました。
1. 好きを見つけ、得意を伸ばすこと:好きに夢中になる中で伸びた力は、将来の自分を支える大きな力になります。心が動くものを大切にしてください。
2. 自分で選び、自分で決めること:思い通りにいかないことがあっても、自分で選んで決めた経験は必ず成長につながります。失敗を恐れず選択を大切にしてください。
3. 共に学び、共に成長すること:違う意見との出会いが新しい気づきを生みます。一人ではできないことも仲間とともに乗り越えていってください。
■ PTA会長祝辞
PTA会長の吉村様からは、新入生と保護者の皆様へ心温まる、そして考えさせられるメッセージが送られました。 新入生に対しては、「中学生になったら、行動する時に『それは幸せに向かって進んでいるのか』という視点を持って考えてみてほしい」と呼びかけられました。なぜAIがあるのに数学を勉強するのか、なぜルールがあるのかといった日常の疑問を大切にし、「それぞれの幸せの答えが見つかった時、人生は大きく羽ばたきます。疑問を持った時にはぜひ、この学校にたくさんいる先生や大人たちに聞いてみてください」と力強いエールが送られました。 また保護者の方々へは、「この附属中学校を選んだことは決して間違っていません。先生方が子供の驚くほどの成長に正面から向き合ってくれるからです」と語られ、PTAとしても常に「それは子供たちの幸せになるか」という目線を持ち、親も迷い傷つきながらも一生懸命子育てに向き合っていくことの大切さをお話しいただきました。
■ 歓迎の言葉:在校生代表
在校生代表生徒からは、附属中学校の2つの大きな魅力について紹介がありました。
1つ目は「生徒主体の学校活動」です。学校行事の前に設けられる「自主協働」という時間では、生徒同士が意見を出し合い、時にぶつかり合いながらもゼロから作り上げる経験ができ、ここで培われる主体性は将来必ず役に立つと語られました。
2つ目は「特色ある学校行事」です。石鎚登山研修やスキー実習、沖縄への修学旅行などの校外学習、そして附中祭や卒業記念音楽会などの校内行事を通して、自然の豊かさや仲間と協力する大切さを学び、大きな感動を味わうことができると紹介されました。 最後に「真のリーダーになるために、自ら積極的に行動し、何事にも挑戦してください。私たちも全力でサポートします」と頼もしいアドバイスが送られました。

■ 誓いの言葉:新入生代表
新入生代表生徒からは、小学校やサッカーの経験を通して学んだ「コミュニケーションの重要性」「諦めずにひたむきに努力すること」「仲間を信じること」、そして「周囲への感謝」を胸に、中学校生活での3つの誓いを力強く述べました。
1.常に周りに目を向け、広い視野で多角的に興味を持ち、勉強や学校行事を通して知識を深めていくこと。
2.自ら考え行動し、勉強や部活動など何事にも前向きに挑戦していくこと。
3.同級生と互いを理解・尊重し合い、切磋琢磨していくこと。

厳かな入学式の後には、新入生の学校生活を支える教職員の紹介や、学年部・学級担任、部活動顧問の発表が行われました。いよいよ希望に満ちた中学校生活のスタートです。1日1日を大切に、充実した学校生活を送っていきましょう!
教職員・在校生一同、皆さんと一緒に活動できる日々を心から楽しみにしています。