お知らせ

研究主題
持続可能な社会の実現に貢献する実践者の育成
- 既有の知識や経験がつながる「深い学び」の創造を通して-
(3年研究2年次)

【国語科】
2年 授業者  細川 美保
「詩を読もう-『帰途』-」
 自分たちが立てた課題を基に、詩に表れる作者のものの見方や考え方について、学級全体で意見をつなげて話し合い、読み深めていきます。詩を読み深める中で、「言葉」とはどういうものか、についても考えていく授業を目指します。 
【社会科】
3年 授業者  江角 紀行
「なぜ第一次世界大戦の反省は生かされず、二度目の世界大戦は起こったのだろう」
第二次世界大戦の最大の理由を分析し、それを基に第三次世界大戦の勃発の確率を予測させる活動を通して、「歴史を学ぶと未来が見えてくる」ことを生徒に実感させます。また、学習支援アプリ「ロイロノート」や改訂版タキソノミーを活用することで、他者との協働学習の活性化や高次の思考力の育成を目指します。
1年 授業者  萩山 知治
「SDGsの視点から中世を見ると、何が分かるだろう」
 歴史分野における「中世のまとめ」を行います。学習では、四つの視点(政治の動き・社会の様子・外国とのかかわり・文化の特色)から古代の特色と課題を追究します。中世の学習も同様の単元構成で行い、SDGsの視点から中世を捉え直すことで、中世の課題や「よりよい」近世社会のあり方を考察したりします。
【数学科】
1年 授業者  宇都宮 憲二
「緊急地震速報のしくみを使って、地震がくる時間を予測しよう」
 ニュースではなぜ事前に地震を予測できるか、といった疑問を生徒に持たせ、表・式・グラフを使って、そのしくみを捉えさせていきます。生徒との対話を通して、解決の糸口となる「比例とみなす」ことに気付かせ、課題解決に迫る授業を提案します。
2年 授業者  冨永 剛志
「規制線の長さについていつもいえることは何だろう?」
工事現場の周りに「規制線」をひくとき、規制線がどのような図形だと捉える(みなす)のか、その長さについていつでもいえることはないか、事象と数学をつなぐ対話による展開から、学習した文字の式の意味を基に立式して解き明かしていきます。
学習指導案

【理科】
1年 授業者  岡本 慎次
「混ざった白い粉末をより簡単な手順でより正確に区別できるだろうか」
今までの生活体験や学習した物質の性質をもとに、日常生活で使用する白い粉末(食塩、砂糖、片栗粉)の判別を実験・観察から行います。その際、判断の根拠を基にした主張を仲間と関わり合う活動により検討し、深い学びに迫ります。
3年 授業者  真木 大輔
「カエルの発生の謎を小学生にアドバイスしよう」
一人一人の役割を明確にしたジグソー学習を行います。筆箱の中で、自分専用のカエルの受精卵「My卵」が孵化するまでの様子を観察します。観察結果やこれまでの学習を基に、生物の成長や生殖を「細胞」や「遺伝子」という視点で捉え、科学的根拠に基づいて個体や種との関係(多様性・共通性)を考えながら、探究する姿を目指します。
学習指導案

【英語科】
1年 授業者  河野 操
「オーストラリアで体験したことについて、友だちとやり取りをしよう」
Lesson 9の中で、登場人物ベンがオーストラリアを旅行し、手紙や友人との会話でオーストラリアの魅力を紹介します。授業では、生徒が場面中の主人公になり、既習事項を生かして友だちが書いた手紙を読んで内容を理解したり、オーストラリアについて楽しく会話のやり取りをしたりする姿を目指します。
3年 授業者  向井 俊博
「物語を読み、考えたことを伝え合おう -リテラチャー・サークルを通して-」
Reading 2 Fly Away Homeにおいて、リテラチャー・サークル(まとまった分量の英文を読み、小グループで話し合う学習者主導の活動)を行います。さまざまな見方や考え方を学ばせたり、内容を社会の出来事や自分の経験と結びつけて考え話し合わせたりすることで、コミュニケーション能力を高める授業を目指します。
学習指導案

【美術科】
1年 授業者  大口 愛子
「身近にある製品のデザインについて意見を交換しよう。」
各自が選んだ製品について、分析した資料をもとに意見交換を行います。生徒の学びの記録をロイロノートを使って効率的に行い、自身の成長を自覚できるようします。また、意見交換を通して友人の多くの考えに触れることにより、製品の意図と工夫、デザインついての見方・考え方を広げることを目指します。
学習指導案

【技術・家庭科】
1年 授業者  薬師神 吉啓
「製作した製品の価値を高めるにはどうすればいいだろうか」
製作した製品の価値を高めるための構想に取り組みます。3DCADを用いて構想図を製作することや、技術の見方・考え方を基にした工夫点と製品の要素をつなげる主張を行わせることで、構想を行う過程で新たな改善点に気付いたり、他者に自分の考えを正確に伝えたりする姿に迫ります。
【社会科・理科横断授業】
3年 授業者 高橋 祐貴・江角 紀行・真木 大輔
「持続可能な社会を目指して ―これからの資源・エネルギー―」
世界的な問題として注目されているエネルギー問題について、ICTを効果的に活用しながら一般の人を交えたオンライン公開討論会を行います。社会科と理科の「つながり」や、協働学習による生徒同士の「つながり」、愛媛大学や民間企業など外部との「つながり」を重視した問題解決学習に取り組みます。
学習指導案
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