公開授業の内容について紹介します。(R2/1/14)
公開授業Ⅰ 10:10~11:00 公開授業Ⅱ 11:20~12:10 ◎ 国語
公開Ⅰ 2D 国語 授業者 大上 航太(場所 附属小教育実習講義室)
「考えたことを伝え合って読みを深めよう-小学生との読書会を通して-」~『麦わら帽子』~
生徒自らが読みの課題を見つけ、それを解決するために、小集団で文章の解釈について交流する学習を行います。小学生と共に深い学びを創りあげるために、文章の記述や自分の知識、経験を上手く説明することで主張につなげる意識を持たせるとともに、交流の振り返りを充実させ、次の学習に生かせるようにします。
公開Ⅱ 3D 国語 授業者 細川 美保(場所 3年D組教室[3F])
「読みを創りあげよう -『挨拶-原爆の写真によせて』-」
自分たちが立てた課題を基に、詩に表現されている作者のものの見方や考え方について、自分の知識や経験などと照らし合わせて話し合い、読み深めていく学習です。その中で、なぜ作者は「詩」という形式を選択したのか、詩という形式がどのような読みの効果をもたらすのかについても考えていく授業を目指します。
◎ 社会
公開Ⅰ 1C 社会 授業者 高橋 祐貴(場所 第1特別教室[3F])
「足利義政家は、中国とどう向き合ったのか」
「足利将軍家の対中外交政策」について考察・解釈させる活動を通して、今も昔も諸外国との友好関係の樹立が国家にとって重要であるという普遍性に気付かせます。そして、室町時代までの外交に関する学びや生活経験から得られる様々な情報を活用して学びに向かう中で、「過去」を手がかりに「未来」のよりよい姿を構想する力を育んでいく授業を目指します。
◎ 数学
公開Ⅱ 1B 数学 授業者 冨永 剛志(場所 1年B組教室[1F])
「扉のデッドスペースがどれくらいになるのか調べよう」
誰もが一日の間に何回も出入りする扉。「扉」と一言で言っても、いろいろな扉が生活の中にあります。それぞれの扉には、どのような用途や機能性があるのでしょうか。それぞれの扉の動き方の特徴やそれにともなうデッドスペース、使う人にとってどのようなメリットやデメリットがあるのかを、事象を数学化することから迫ります。
◎ 理科
公開Ⅰ 3CD 理科 授業者 真木 大輔(場所 大講義室[3F])
「私たちがつくる持続可能な社会―SDGsをナビにして―」
当日は、パフォーマンス課題として、世界的な問題として注目されている、プラスチック問題、エネルギー問題、遺伝子組み換え問題について、一般の人を交えた公開討論会を行います。地球規模の環境問題としてのグローバルな視点と、身近な地域の問題としてローカルな視点の両方を合わせ持った形の「グローカル(グローバル×ローカル)」な視点で、愛媛大学、民間会社と協働した問題解決学習に取り組みます。
公開Ⅱ 1D 理科 授業者 沖野 俊也(場所 第1音楽室[1F])
「音楽を理科(・・)い(・)しよう-ドミソの秘密-」
ドミソの和音がきれいに聞こえるのはなぜか。理科の「音」の単元で学習した内容を活用して考えていきます。これまで、発展学習の考察の過程において国語科で学習した「三角ロジック」の概念を用いてきました。根拠を基に自分の言葉で表現することができる生徒の育成を教科等横断的な視点から目指したいと思います。
◎ 技術・家庭
公開Ⅰ 1B 家庭分野 授業者 土手 佳代 (場所 被服室[2F])
「よりよい食生活をめざして、私たちができることは何だろう」
「よりよい食生活」について、健康的に食べることだけでなく、持続可能な社会を目指して食生活で何ができるか考えていきます。食生活を取り巻く諸問題が、それぞれどう関わり合っているのか、どう解決に結びつけるのか。消費者の一人として自分たちに何ができるか、実践に向けてのアイデアを提案します。
公開Ⅱ 3B 技術分野 授業者 薬師神 吉啓(場所 情報教育室[1F])
D領域 「プログラムによる計測・制御を使った問題解決に取り組もう」
研究主題である「持続可能な社会の実現に貢献する実践者の育成」を目指して、技術科で学んできた計測・制御に関する技術の見方・考え方を通して課題解決に挑みます。本時は、家庭科で行った保育実習での学びや経験を生かして、課題の設定から問題解決に挑み、グループでの話合いやプログラムの修正等を行います。
◎ 保健体育
公開Ⅰ 1A 保健体育 授業者 古澤 龍也(場所 体育館[1F])
体つくり運動「体の動きを高めて、『結果にコミット』しよう」
生徒の目指す姿に近づくために、体の動きを高める運動に取り組みます。小学校で学習した多様な動きを作る運動(遊び)の経験や知識も踏まえて、課題の解決に向かいます。仲間と豊かに関わりながら、体を動かす楽しさや心地よさを実感し、「またやりたい」「もっとやりたい」と感じられる授業を目指します。
公開Ⅱ 2CD 保健体育 授業者 坪内 道広(場所 2年D組教室[2F])
体育理論「スポーツ交流会を実施しよう」
異学年交流スポーツ大会の実施に向けて、ルールやマナーを考えていきます。みんなが楽しめるようなスポーツ大会にするために必要なルール(条件)や工夫について、個人の思考から小集団および全体での合意形成を図りながら考えていきます。そして、運動やスポーツを行う中で養われる社会性が、普段の生活の中ににも生かされていることに気付かせていきます。
◎ 英語
公開Ⅰ 2B 英語 授業者 河野 圭美(場所 2年B組教室[2F])
「マザーテレサの活動を通して感じたことや考えたことを語り合おう-リテラチャー・サークルを通して-」
Reading 3 Mother Teresaにおいて、リテラチャー・サークル(ある程度のまとまった分量の英文を読み、その内容について小グループで話し合う学習者主導の活動)を行います。「主体的・対話的で深い学び」に導き、さまざまな見方や考え方、人との関わり方などを学ばせたり、教科書本文の内容を社会の出来事や自分の経験と結びつけて考え話し合わせたりすることで、コミュニケーション能力を高める授業を目指します。
公開Ⅱ 1A 英語 授業者 河野 操(場所 1年A組教室[1F])
「主体的に表現する力を高める言語活動の工夫―リーディング活動からスピーキング活動へ―」
Lesson9 A Letter from Australiaにおいて、本文のpicture cardsを用いた内容説明やsummaryをしながら内容のまとめを行います。今まで学習してきたことをもとにして、自分の意見や考えを交えながら発表できるように導きます。最後に学習のまとめとして、オーストラリアに関係する絵本を用いてオリジナルストーリーを考える活動を行います。生徒たちの表現力や想像力が十分に発揮できる授業を目指します。
◎ 道徳
公開Ⅰ 2C 道徳 授業者 山本 泰久(場所 2年C組教室[2F])
「誇りを持って生きるとはどういうことだろう…?」
誰でも自分に自信が持てなかったり、劣等感に悩んだり、誰かを恨んだりすることがありますよね?しかし、同時に、人間はその弱さを克服したいと思う心も持っています。悩みながらも自分の弱さを克服した主人公の思いの変化を捉えることを通して、生徒一人一人がよりよい生き方についての考えを深める学びを目指します。
◎ 特別活動
公開Ⅱ 2A 特別活動 授業者 丸山 佑樹(場所 2年A組教室〔2F〕)
「よりよい学校生活に向けて」
学校生活をよりよくするために、これからどうすべきかを話し合います。言語技術教育で身に付けてきた論理的に思考し、表現する力を生かして、生徒が自分の考えを分かりやすく伝え合い、効率よく納得解を見出し、意思決定していきます。対話的な学びを充実させる工夫をすることによって深まりのある話合い活動を目指します。