調べたことは、現地で何に変わるのか
~3年生・平和学習 班別追究課題発表会~
本日、3年生の教室で、平和学習の班別追究課題発表会が行われました。「地元・松山と沖縄の戦争の歴史をたどり、広い視野で平和を考える」をテーマとする、社会参画の学習です。
8月末の講座決定から今日まで、3年生は修学旅行の生活班ごとに追究を重ねてきました。「琉球の歴史と文化」「沖縄の基地問題・世界平和」「松山における戦争」「沖縄戦・ひめゆり学徒隊」。四つの課題は、どれも簡単に答えの出るものではありません。調べれば調べるほど、分からないことが増えていく。放課後まで資料とにらめっこしていた班もありました。
そして迎えた発表会。印象的だったのは、事実を並べるだけで終わらせまいとする姿勢でした。何年に何が起きたかを述べることと、その出来事の重みを受け止めることは違います。班の仲間と資料を持ち寄り、「これはどういう意味なのだろう」と言葉を交わしながら、一つの発表をつくり上げていく。同じ「平和」という言葉でも、入り口が違えば見えてくる景色はまるで違います。
そして、いよいよ来週は修学旅行。9月28日(月)、3年生は沖縄で「糸数壕」と「ひめゆりの塔」を訪れます。教室で調べて分かったつもりになっていたことが、その場所に立った瞬間に崩れることがあるかもしれません。それでいいのだと思います。知識が実感に変わり、実感が新しい問いに変わる。
帰松後には、小論文「世界平和と私」というテーマで語ります。「世界平和」という大きな言葉と、「私」という小さな主語。この二つをつなぐ言葉を、一人ひとりが自分の手で探し当ててほしいと思います。自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の言葉で書く。小論文にも期待しています。がんばれ!附中生!!
廊下に掲示してあった修学旅行しおりの生徒デザイン画です。素敵ですね。