日誌


2024/02/07

竹からの学び

| by 愛媛大学教育学部附属中学校

  雪解(ゆきどけ)や竹はね返る日の表   正岡子規

 

 冬の間、竹は身をしならせて雪の重みに耐えます。その雪が、春の温かな日の光で解けていくと、今度は身を反らせて元の姿に戻っていきます。子規の「竹はね返る」の言葉から、その勢いの良さが感じられます。

 竹には、特有のしなやかさやたくましさがあります。その要因は、「節目」があるからだと言われています。私たちも、その姿から学ぶことがあります。「節目」を大切にすることで、しなやかでたくましく、日々の生活を送ることができるのです。

附属中学校では、各教科の授業でリフレクションを大切にしています。授業を通して身に付いた資質・能力や自分の学びについて振り返り、次の授業につなげることで、メタ認知能力や学びを調整する力の育成を目指しています。日々のリフレクションは小さな「節目」かもしれません。しかし、それが単元、学期、学年と継続していく中で、学びがしなやかでたくましいものになっていくのだと思います。

 さて、今日は愛媛新聞ONLINEで「2024愛媛の中学受験 愛媛大附属中 人気の秘密」と題して、本校のことを取り上げていただいています。生徒へのインタビューや授業の取材を通して見えた附属中の魅力について、大々的に紹介されています。生徒の皆さん、保護者の皆さん、ぜひご覧ください。

 


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