雨の日にこそ、育つもの
本日は、久しぶりの雨となりました。グラウンドが使えない日は、外で活動する部にとっては物足りない一日に思えるかもしれません。しかし今日の校内を歩いてみると、そうとも言い切れないと感じました。
外で活動する部は、場所を工夫しながら校内で練習に取り組んでいました。走り込みのできない場所、ボールを扱えない場所。制約だらけの環境の中で、生徒たちは「今の自分に足りないものは何か」「この場所でできることは何か」を自分たちで考え、メニューを組み立てていました。与えられた練習をこなすのではなく、自分たちで練習をつくる。エージェンシーとは、まさにこういう場面で育つ力なのだと思います。
体育館では、新人大会に向けて声を掛け合いながら練習に励む姿が見られました。三年生が引退し、自分たちが中心となって初めて迎える大会です。掛け声の一つひとつに、責任を引き受けようとする覚悟がにじんでいました。
そしてコーラス部は、いよいよ全日本合唱コンクール四国大会に出場します。大会は香川県で行われます。合唱は、一人の声がどれだけ美しくても、それだけでは成り立ちません。仲間の声を聴き、自分の声を重ねる。その積み重ねが、一つの響きになります。これまで重ねてきた時間を信じて、心を一つにした歌声を届けてきてほしいと思います。
思い通りにいかない日をどう過ごすかに、その人の力は表れます。雨の一日もまた、確かな成長の糧です。それぞれの目標に向かって頑張る附中生を、これからも応援しています!