近年、「オープンサイエンス」という言葉が様々な場所で聞かれるようになりました。この言葉は、研究のデジタルインフラ拡大を背景に持ちつつ、研究の成果物である論文のオープン化（オープンアクセス）だけではなく、研究過程やデータなども公開して再利用しよう、という方向性で使われています。また、公開先は研究者に留まらず、市民にも公開して新たなイノベーションのきっかけにしよう、という方向性などを含んで使われることもあり、未だ人によってその範囲は様々です。
本講演では、従来までのオープンアクセスからオープンサイエンスへの移り変わりを概観しつつ、オープンサイエンスに関わる国内外での動向や取り組みを紹介します。そして、これらの動向を踏まえつつ、われわれ図書館員がオープンサイエンスの潮流に寄与できることを一緒に考えてみたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしています。

＊この講演会は、神資研会員以外の方も有料（１,０００円）で参加することができます。神資研会員以外の方で参加を希望される場合は、事前にお申し込みをお願いいたします（会員の方のお申し込みは必要ありません）。

＊申込先：神資研事務局　　神資研HPよりお問い合わせフォーム（https://saas01.netcommons.net/shinshiken/htdocs/?page_id=22）にて、件名「10月例会参加希望」、お名前、電話番号、メールアドレスを明記の上、お申し込みください。