神資研5月例会
特別講演会●コピペと捏造
~どこまで許されるのか、表現の多様性を探る~
日 時:2017年5月19日(金)15:00~17:00
会 場:神奈川県立川崎図書館 2階ホール
講 師:時実 象一 氏(東京大学大学院 情報学環 高等客員研究員)
司 会:古根村 政義 氏(県立川崎図書館)
※5月は総会後に特別講演会となりますのでいつもと時間が異なります。ご注意ください。
コピー&ペースト。いわゆるコピペは、パソコンでの文書作成などで、誰もが日常的に使う馴染みの作業です。マウスに触れた指先の動きだけで済むわけですから、インターネット上の膨大な情報から、ついついデータをコピーして仕上げてしまう・・・ありそうな展開です。
いうまでもなく、本歌取りやパロディなど、オリジナル作品から表現を借用し、新たな創作物を生み出す行為は、文学など芸術分野では広く使われている手法です。もちろん、そこには曖昧ながらも、守られるべきルールが存在しています。
『コピペと捏造 どこまで許されるのか、表現世界の多様性を探る』(樹村房 2016年刊)で、著者の時実象一氏は、思わぬ類似、盗用、配慮不足など、創作物にどこか欠落した要素があり、事件として扱われてしまった例を多数取り上げ、その経過や問題の所在を興味深く解説しています。
今回の講演会では、著者の時実氏をお招きし、こうした事例に改めて焦点を当てていただきます。著作権をはじめとした知的財産のあり方を、大きな視点で考える機会にもなるのではないかと思います。多数のご参加をお待ちしています。
*この講演会は、神資研会員以外の方も有料(1,000円)で参加することができます。神資研会員以外の方で参加を希望される場合は、事前にお申し込みをお願いいたします(
会員の方のお申し込みは必要ありません)。
*申込先:神資研事務局 FAX 044-210-1146 (TEL 044-233-4537)または、神資研HP
よりお問い合わせフォームにて、件名「5月例会参加希望」、お名前、電話番号、メールアドレスを明記の上、お申し込みください。
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