本校は、昭和53年に柏市が所管する唯一の高等学校として開校し、柏市はもちろんのこと、地域の方々のご支援を賜りながら、独自の進化と発展を遂げてきました。
特に、運動部、文化部を問わず、多数の部が毎年、関東大会、全国大会へ出場し、素晴らしい成績を収めており、本校の大きな特色となっております。また、国際交流活動においてもアメリカ・オーストラリア・中国にそれぞれ姉妹校をもち、毎年(オーストラリアと中国は隔年で)、相互のホームステイ等の交流活動をとおして、異文化理解教育と語学研修の充実につなげていることも大きな特色となっております。
カリキュラムにおいては、普通科とスポーツ科学科の2学科を持つ3学期制の単位制高校として特色ある多彩なクラスを展開しています。普通科は1年次より「一般クラス」・「総合進学クラス(文・理)」・国際教養クラス」を展開しております。「一般クラス」においては、2年次より文系クラス・理系クラス・音楽クラス・体育クラスに分かれ、多様なニーズに対応します。スポーツ科学科は、本校独自の専門科目を設定し、健康・運動に係る課題研究にも取り組む等、確かな理論と技術を身に付けた質の高い競技者及び指導者の育成を図っています。
このように、本校は柏市及び千葉県の「音楽・文化・スポーツ・国際交流」の拠点校としての役割を担いながら発展し続けています。今後も、学校の教育活動全体をとおし、校訓である「清く、やさしく、より高く」の具現化に向け、地域社会を担う創造性豊かな人間の育成に努めてまいります。さらに、生徒にとって最高の居場所であり、教員にとっても教育公務員としての熱意を持ち、活躍できる場所であり続けるため、「チーム市立柏」一丸となって取り組んでまいります。