事業委員会報告
令和元年10月25日
台風19号の影響で健康散策会が中止となり、平成31年度の事業がすべて終了しました。母校訪問、郷土散策会、健康散策会と3事業を計画していましたが、2事業しか実施できず残念です。
来年度は、より多くの同窓生に参加していただけるよう、企画を充実し、広報に努めたいと考えています。
今年度の事業を報告します。
【第1回松山高校同窓会母校訪問(9月7日土曜日実施)】
松高祭開催時に期日を設定し、母校訪問用に1部屋確保しましたが、申し込んでいただいた方が8名と少なく、せっかく申し込んでいただきましたが、盛り上がりに欠ける結果となってしまいました。
とは言え、参加者は久しぶりに母校で後輩たちの活躍を目の当たりにし、懐かしさとともに、感慨深い一日になったと思われます。
【第7回郷土(ふるさと)散策会(9月18日水曜日実施)】
台風が近づき天気予報は雨でした。誰もが雨を覚悟し当日の朝を迎えたと思います。しかし、朝起きると日がまぶしく降り注ぐ晴天でした。「一日この晴天が続きますように」と思わず手を合わせました。
今年の散策会は、入間部会の企画で、日高市の高麗神社周辺を散策しました。
朝、確保していただいた駐車場に向かうと、松山高校の「友よともに」と書かれたTシャツを着た3名の入間部会の方が車を誘導してくれました。駐車場はどこだろうと不安に思い駐車場に向かった者にとって、本当に有難い心遣いでした。
高麗川駅前の「松山高校同窓会」の幟旗を目印に、参加者が集まってきました。駅を行きかう人々は、何の集まりだろうと、目を向ける人が多く、その中に「私の息子も松高OBです」と話しかけてくる人がいました。幟旗の効果でしょうか。
駅前から少し移動し、朝の会を開きました。谷ヶ崎日高市長、長谷川同窓会長、梅津入間部会長の挨拶の後、恒例となった小澤副会長の指揮のもと準備運動をして、高麗神社に向けて出発しました。谷ヶ崎日高市長は高25回卒の同窓生で、公務多用の中、駆けつけてくれました。
出発する頃は、真夏を思わせるような強い日差しで、雨を心配するより、熱中症を心配するような天気となりました。それでも、皆元気で、楽しく語らいながらの道中となりました。同じ高校で学んだという絆は、時を超えるのだと感じました。
高麗神社、聖天院と歴史を感じさせる史跡を訪問しました。高麗神社では、学芸員による説明があり、より深く歴史に思いを馳せることができました。
聖天院から巾着田に向かう行程では、里山の風景が広がっていました。普段、車で通っている道とは違い、地域の方々が生活の中で行き来している道を歩くことができ、高麗の里を満喫することができました。
入間部会は、毎年の曼殊沙華の開花時期を考慮し期日を設定しましたが、雨の多かった気候の影響で、今年の開花は遅いとのことでした。道中、曼殊沙華を見つけながら歩きましたが、赤い花は見当たらず、これから地面から頭を出し、伸びようとする曼殊沙華の茎を見つけることができました。「巾着田の曼殊沙華はどうだろう」と話しながら歩きました。
巾着田に到着すると、自然と視線が地面に注がれました。参加者の「残念!」という気持ちが反映したのか、雲が急に出てきて雨がぽつりぽつりと落ちてきました。開花状況のためか、天気のためか、人気のまばらな園内を傘をさして散策しました。すると、ところどころに開花した曼殊沙華を見つけることができ、「満開に咲き乱れたらすごいだろうな」と想像することができました。
混んでいたら無理だろうが、園内は、ゆったりと時間が流れていました。売店の人も商品の説明や質問に対する応答をじっくりとしてくれました。会話が弾み、その中から松高の同窓生が経営しているお店もあることが分かり、とても高麗の里が身近に感じられました。曼殊沙華の花は見られませんでしたが、とても楽しい時間を過ごすことができました。
その後、電車で飯能に移動し、昼食となりました。自己紹介や情報交換で親交を温め、来年の再会を約して解散となりました。解散後も、集合場所の高麗川駅まで入間部会の方々が案内してくれました。
計画から当日のスケジュール進行まで、細かく気を配っていただいた入間部会の皆様に心より感謝申し上げます。
【第6回ゆかりの色・健康散策会】
今年度は、台風19号の影響でスリーデーマーチが中止となり、健康散策会も中止としました。来年は、松高同窓会の幟旗をはためかせましょう。