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2021/10/26

【国際】大学の先生によるZOOM講義を受講しました!

| by 職員0259

来年2月に開催予定の麗澤大学国際学部主催の高校生プレゼンテーションコンテストに国際教養クラス1・2年生及び総合進学クラス1年生の3クラスが本選出場を目指してチャレンジすることになりました。テーマは「日本の当たり前と世界をつないで、何ができるか」。これに関して、生徒が自ら課題を設定するヒントとして、国際学部の3名の先生方にZOOMによる特別講義をしていただきました!

10/6は、松島正明教授による「持続的開発目標(SDGs)」に関する講義でした。松島先生からはJICAで緒方貞子先生のもとでお仕事をされていた時の経験など、興味深いお話をいくつもいただきました。至るところで耳にするSDGsという言葉が本来どういう意味合いを持つ言葉なのか、成り立ちを含めて大変ていねいに解説していただきました。「SDGs2030年時の地球のあるべき姿/状態を描いている」という事実に触れ、多くの生徒が10年後の地球のために何をすべきかを具体的にイメージするきっかけとなりました。

10/7は、内尾太一准教授とジェイソン・モーガン准教授による講義でした。内尾先生のお話は「日本のあたり前と世界をつないで何ができるか」というものでした。コロナ以前でも、風邪を引いた時には他人にうつさないようにマスクを着用することが常識であった日本人の思いやりを世界に発信することなど、新しい着眼点をいくつもご紹介いただきました。また、プレゼンテーションの組み立て方に関する大変実践的なアドバイスもいただきました。

モーガン先生の講義は、大変流ちょうな日本語により行われました。吉野の森林保全運動や、土地の性質を生かした植樹方法である「宮脇方式」の紹介など、日本国内でのSDGs活動について、詳しくご紹介いただきました。アメリカ人であるモーガン先生から「海外だけでなく、日本(今住んでいる国・自分の国)の面白さにも目を向けよう」という提案をいただき、たくさんの生徒が刺激を受けていました。

 大学の先生方の大変興味深いお話に触れる大変有意義な機会となりました。麗澤大学の先生方、アドミッションセンターの北隅様、ありがとうございました。今月末にも、プレゼンテーションにあたりパワーポイントの作成方法についてのZOOM講義をしていただく予定です。


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