夏の日差しが厳しい日が続いていますね。レスリング部は暑さにも負けず、練習に取り組んでいます。
8月のインターハイで3年生の佐々木が3位に入賞しました。それに続く結果となれるように頑張ってきました。
この大会の前には、強化合宿として、草津に行き大学生や他県の高校生と一緒に練習をし強化に励んでまいりました。
今回の全国高校生グレコローマンスタイル選手権は、選抜、インターハイ、国体とある大会のなかで、グレコローマンスタイルのみ大会となります。
リオオリンピックでも、日本の太田選手、井上選手が出場したのが、この種目です。
全身を攻撃対象としたフリースタイルと比べ、攻撃対象が上半身のみのグレコローマンスタイルは大きな投げ技が魅力の一つです。
前置きが長くなりましたが、大会の結果の報告です。
≪1回戦 静岡県 藤枝北高校 5-0フォール勝ち≫
開始から相手に圧力をかけ、攻めていきます。胴タックルを決めるなどしてポイントを重ね、最後は抑え込んでフォール勝ちしました。
≪2回戦 広島国際学院 7-6 判定負け≫
序盤から圧力をかけ、攻めていきますが、相手のバランスを崩し、ガブリに行こうとしたところを相手にくぐられ、失点、その後ローリングで2回返され、ピンチになりました。
6-0の状態から、もう一度攻め、テイクダウンを奪い2点、ローリングで返して2点、相手にカウンターで1失点、もう一度テイクダウンをして2点とりましたが、追い付かず、判定負けでした。
負けた相手が、決勝まで進んだたため、敗者復活戦にまわりました。
≪敗者復活戦1回戦 徳島 池田 テクニカルフォール勝ち≫
開始早々に相手に胴タックルを決めそこから連続ローリングで、テクニカルフォール勝ちを決めました。
≪敗者復活戦2回戦 埼玉 花咲徳栄 4-0判定勝ち≫
序盤から攻めテイクダウンを奪い2点、返して2点の4点で判定勝ちになりました。
≪敗者復活戦3回戦 茨城 土浦日大 8-0テクニカルフォール勝ち≫
序盤に練習で身に着けた必殺技のまき投げが決まり4点、その後連続ローリングで4点取り、テクニカルフォール勝ちを収めました。
≪3位決定戦 岐阜 岐南工業 4-3 判定勝ち≫
序盤に相手にテイクダウンを決められ、リードされてしまいます。
第2ピリオドで、相手を場外に出して、1ポイントとり、追いかける形になりました。
ラスト2秒で相手を崩して、バックポイントを取り同点に追いつきました。
レスリングは、同点の場合、1回の攻撃でより大きな得点を得た方、反則の少ない方、同じポイントでの加算だった場合は、最後に得点を取った方が勝利になります。
業界用語では、ビック、コーション(反則)、ラストといいます。
ラストポイントで、佐々木が勝利に見えましたが、佐々木のポイントが成立したのが時間を過ぎていると相手側が主張し、ビデオ判定になりました。
ビデオ判定の結果、佐々木の攻撃が有効と認められ、ポイントは変更なし、ビデオ判定の主張が通らない場合には、相手に1点いくルールのため、結果4-3となり判定勝ちとなりました。
インターハイに続き、3位入賞となりました。
リオオリンピックでの逆転勝利の再現のような逆転劇でした。全国大会のタイトル2つめの獲得となりました。
残すは、国民体育大会です!
今度の国体も表彰台目指して、頑張ってほしいと思います!!!
応援ありがとうございました。